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About Us

「よそ者」だからこそ見えた、奈良のダイヤモンド。
私が「海」を捨ててまで、「酒」に人生を捧げた理由。

沖縄の海から、奈良の歴史へ

はじめまして。「SAKE HERITAGE」代表の成瀬 海人(なるせ かいと)です。

私はかつて、沖縄の海でダイビングインストラクターをしていました。
見えない水中の世界へゲストを案内し、その美しさに息を呑む瞬間を共有する。それは素晴らしい仕事でした。

しかし6年前、結婚を機に奈良へ移住した私は、海よりも深く、底知れない魅力を持つ「世界」に出会ってしまいました。
それが、奈良の日本酒です。

足元に埋まっていた「世界的遺産」

運命を変えたのは、奈良の銘酒「春鹿」との出会いでした。
一口飲んだ瞬間の、透き通るような衝撃。そして、その背景にある事実を知った時の震え。

「奈良は、日本酒(清酒)発祥の地である」

沖縄で「泡盛」という地酒文化を愛していた私にとって、それは信じがたい事実でした。
現在の日本酒造りの基礎となる技術――「段仕込み」「火入れ」「諸白づくり」など――そのすべてが、室町時代の奈良で確立されていたのです。
ワインで言えばボルドーやブルゴーニュに匹敵する「聖地」が、ここにある。

しかし、さらに驚いたのは、地元・奈良の人々の反応でした。
「え、そうなの? 知らなかった」
足元にこれほどの**「世界を熱狂させるダイヤモンドの原石」**が転がっているのに、その価値が見過ごされている。
これは単なる「勿体無い」ではありません。日本の、いや世界の食文化における「損失」だとさえ感じました。

翻訳者として、奈良と世界を繋ぐ

「ないのなら、私が作るしかない」

そう決意し、立ち上げたのがこの『SAKE HERITAGE』です。

私の役割は、酒造りのプロになることではありません。
数百年続く蔵元たちの「技術」と「魂」、そして奈良という土地が持つ「歴史的文脈(ストーリー)」。
これらを現代の言葉で、そして世界に通じる感性で「翻訳」し、届けることです。

  • 眠っている歴史を掘り起こし、エンターテインメントにする。
  • 「飲み物」としての酒を、「文化体験」へと昇華させる。
  • 奈良を、世界中の酒愛好家が憧れる「聖地」にする。

かつて海の中で見えない景色を案内していたように、今度は「奈良の酒」という奥深い世界へ、皆様をご案内します。

蔵元の皆様、行政の皆様、そして世界中の日本酒ファンの皆様。
この「埋もれた宝」を磨き上げるプロジェクトに、ぜひご一緒しましょう。

すべては、奈良から始まったのですから。